
連用形
◆第二句集 春の雨連用形のまま止みぬ 句集名は収録の俳句から引用したが、この言葉の含意する、しなやかさ、繋がり、可能性などという点に注目した結果である。 ただ、そう言いながら、たぶんに連句への意識があったことは確かである。 あとがきより ◆自選十句 青きままどんぐりの内部告発 パンゲアの亀裂つづくや枯岬 東風吹いて突如マイクロシーベルト 凩や駅には曾て伝言板 寒月光まっすぐ並ぶ兵の墓 春深し水の輪崩れ水となる 雑然が整然とある夜店かな 風をまとい少し若やぐ更衣 薄暑来てコトリと訃報置いてゆく 天が下集うわれらはねこじゃらし
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2023-06-06
- ISBN
- 9784781415628
