
ロマン主義と現代批評
ド・マンは「ロマン主義」をどのように定義しようとしていたのか。 その「定義づけ」はなぜ「歴史的」であり、「困難」をともなうのか。 晩年のド・マンは「永遠のパラバシス」としてのアイロニーについて 本格的に探求しようとしていた。 その探求は定義上、比喩言語をめぐる探求なしにありえない。 「行為遂行的なレトリック」の考察は「認識的なレトリック」の 考察なしにありえない。 たとえ消極的なかたちであれ、比喩言語に関する理論的考察への道を もたらしたのは、ガウス・セミナーをはじめとする 彼の「歴史的な」ロマン主義研究であった。本邦初訳。
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2019-12-25
- ページ数
- 407ページ
- ISBN
- 9784779126383
