
ロシアの世紀末 銀の時代への旅
◆いま蘇るロシアの19世紀末群像 十九世紀中葉はロシアの〈金の時代〉といわれ、ゴーゴリ、トルストイ、ドストエフスキーなどが活躍する黄金時代でした。そして一九一七年のロシア革命のあとは、ロシア・アヴァンギャルドの全盛期でした(短期間ですが)。ではその間はというと、今までは谷間の時代のように思われてきましたが、最近、〈銀の時代〉という名前で呼ばれる、ロシア独自のアール・ヌーヴォーの時代であったとして、見直されています。文学者ではチェーホフ、ブローク、画家ではベールイ、ヴルーベリ、ベヌア、バレーではディアギレフ、ニジンスキーなどが活躍したのです。著者は、これらの芸術家たちを、ペテルブルクやモスクワという都市空間のなかに置いていきいきと歩き回らせ、この時代を浮かび上がらせます。ロシア文学を専攻し、都市論を得意とした著者ならではの「集大成」ともいえる力作です。図版百点を収録。
- 出版社
- 新曜社
- 発売日
- 2017-05-31
- ページ数
- 560ページ
- ISBN
- 9784788515239
