
量子力学と最適制御理論
量子力学は不確定要素が入り込んだ場合の最適制御理論である確率制御理論につながることを,著者は明らかにしてきた.しかもそこに登場する最適制御条件は,それまで量子力学においては成り立たないと考えられてきた最小作用原理の形となるのである. つまり,日常的な巨視的スケールや宇宙スケールでの基本法則を与える最小作用原理が,原子や分子以下の微視的スケールにおいてもそのまま基本法則となるという普遍性が確立されたことになる. 本書は制御理論との関連の中で,力学から量子力学への道筋を,根底から具体的に組み立てなおしたもので,これまでのどの教科書とも異質なユニークなものとなった. 読者が「この世界をあまねく支配する,普遍的な基本法則としての最小作用原理の存在を実感」されんことを著者は願っている.
- 出版社
- 海鳴社
- 発売日
- 2007-11-30
- ページ数
- 240ページ
- ISBN
- 9784875252443
