流火草堂遺珠 安東次男拾遺句詩集安東次男, 編中村稔◆中村稔抄出 かの耀よふ雪嶺のもとに生を享けし ふるさとの氷柱太しやまたいつ見む 藤は実をこぼし不遇のうた多し 嬰児の瞳に月あるごとし抱きあぐる 秋参宿(おりおん)いろづくばかり生き得たり 陽を恋ひて蟻は冷き幹のぼる 石蕗ぶきや朝一椀の耀く飯 闇は吾がもの白き息のみくもりなし 黒揚羽わたる十字路ながきかな 秋日狂乱玩具の汽車に幾山河出版社ふらんす堂発売日2009-09-01ページ数196ページISBN9784781401836読みたい読書中読んだ詳細はこちらからAmazonで見るシェアする