世界が海におおわれるまで佐藤弓生【歌集より】 秋の日のミルクスタンドに空瓶のひかりを立てて父みな帰る とうめいなかかとのかたち天空も公孫樹の黄(きい)を踏んでみたくて 風鈴を鳴らしつづける風鈴屋世界が海におおわれるまで 白の椅子プールサイドに残されて真冬すがしい骨となりゆく 革装の書物のように犀は来て「人間らしくいなさい」と言う 「夢といううつつがある」と梟の声する ほるへ るいす ぼるへす出版社書肆侃侃房発売日2020-12-12ページ数112ページISBN9784863854307読みたい読書中読んだ詳細はこちらからAmazonで見るシェアする