
席亭志願ふたたび
「落語」について整理しなおしておきたい。 書き残しておかないといけないことがある。 落語も落語会も生きもの。日々変わっている。 あとに続く人たちには知っておいてもらわないと いけないこともある。 ただ落語会をやればいいというわけではない。 日本全国、落語会は花盛り。ある時期から急に増えた落語会。 趣味的に落語会をやってみたかった というような会は自然と消えた。 いま残っている落語会はそれなりに評価されているもの。 プロのなかでも評価が分かれてきている。 お客さんが入っている会と、入っていない会が はっきりとしてきた。 落語会の数が多くなり、選ぶことができるのはいいことだ。 でも趣味の会とは大きな違いがある。加藤氏が携わる会が 目立ったものだということがあるのかもしれない。 落語ブームといわれた頃は、どんな会でもお客さんが 入っていた。 だが、そうした時期は長くは続かなかった。 この本は、ブームが去ったといわれるいま、 落語会を主催する人たちにエールを送るためにある。
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2016-11-24
- ページ数
- 167ページ
- ISBN
- 9784779122637
