
戦後日中関係と廖承志
▼日本生まれの中国人で、戦後、周恩来の下で対日業務・情報収集の責任者であった廖承志(りょうしょうし)と、その下の組織横断的なグループの活動についての、日本で初めての本格的な論考集。 ▼日中国交正常化以前の中国が、中華人民共和国建設から国交樹立までの期間、経済および外交分野における対日人脈を利用して情報をどのように集め、政策過程に結びつけていったのか。廖承志の下に集められた緻密な人的組織と決定のプロセスが、一次史料をもとに、ここに明らかにされる。さらにはそこには周恩来と廖承志のたぐいまれな連携が存在した。廖承志亡き後、なぜ日中関係が緊密でなくなったのか、その理由も問うものとなっている。 ▼付録として、当時、廖承志と仕事を共にした外交部職員、および周恩来の通訳のインタビューを付す。
- 出版社
- 慶應義塾大学出版会
- 発売日
- 2013-09-22
- ページ数
- 400ページ
- ISBN
- 9784766420876
