千住旅籠のお弁当
大火で奉公先の芝居茶屋が焼け行き場を失った18歳の小夜は、母が働く千住の小さな旅籠「梅屋」を訪ねる。しかし出迎えたのは女将と奉公人だけで、母は火事の様子を見にいったきり戻っていなかった。後日、客の話から母が亡くなったことを知った小夜は、女将の計らいで梅屋で働き始めるが、不器用ゆえに失敗ばかり。そんな中、焼け跡から逃れて北へと向かう人々を見て、道中で食べられる弁当を作ってみてはどうかと思いつきーー。絶品時代小説、開幕! 第一話 母のおむすび 第二話 橋に立つ人 第三話 夜渡る月の箱 第四話 宿場の弁当合戦 第五話 日の当たる場所
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2025-10-01
- ISBN
- 9784041163801
