
先住民と国民国家
多くの先住民「インディオ」にとって、国民国家とは欧米の価値観や文化を強制する想像上の共同体にすぎなかった。しかしいま、中米では新たな挑戦が始まっている。先住民は国民国家そのものを拒絶するのではなく、むしろみずからその内部へと進入し、その本質を多文化主義的で共生可能なものへと変容させ始めたのである。中米の先住民が歩んできた過酷な歴史をたどりながら、グローバリゼーションの時代を生きる彼/彼女らが私たちに問いかける新しい国家のかたちと、その変革の道について考える。
- 出版社
- 有志舎
- 発売日
- 2007-03-15
- ページ数
- 240ページ
- ISBN
- 9784903426075
