セシルの女王(11)
王家に生まれた子どもたち。 1550年、宗教改革の進むイングランド。 伯父であり摂政だったサマセット公爵エドワード・シーモアからの独り立ちを宣言し、 国王としての矜持を胸に歩み始めたエドワード6世……わずか12歳。 政治の実権はウォリック卿ジョン・ダドリーが握ることになるが、 前権力者であるサマセットの逆襲を警戒、 セシルに、彼を完全失脚させるよう命令する。 「サマセットを殺せ。言葉通りの意味でだ」 政治家としての覚悟を問われる立場へ。 誰がために、彼は修羅をゆくのかーー 一方、エドワードと姉メアリは、信仰の違いから、徐々に対立を深めていた。 プロテスタントとカトリック。 嫡子と庶子。 男と女。 家族でありながら、様々な属性により分断され、 政治と宗教、国の駒とされる運命を背負った子どもたち。 二人の間に立つエリザベスが見つめる地平はーー “エリザベス1世を女王にした男”の物語、 悲しみが忍び寄る第11集! 【編集担当からのおすすめ情報】 気付けばセシルも29歳。 この巻から、いよいよ本格的に政治の中枢に躍り出ることになります。 果たして彼は、いつも独りで泣く少女、エリザベスを守ることができるのか。 そして、三人の姉弟の運命が動く時、政治家としてどう立ち回るのか…。 巻末に収録される、監修・指昭博先生のコラムテーマは「カトリックとプロテスタントについて」。 本編が盛り上がるほどに、落差が激しいと評判のオマケ漫画ももちろん収録。 今回「最後の審判待合室」に現れるキャラクターは誰だ!? コミックスならではのお楽しみ、あわせてご堪能ください!
- 出版社
- 小学館
- 発売日
- 2026-08-28
- ISBN
- 9784098640973
