
死刑と日本人
21世紀のいま、死刑は本当に必要なのか? 長年、「死刑」問題にかかわってきた犯罪学・刑事政策論の第一人者による死刑の精神史。 慎み深く、自己責任に敏感な日本人。罪を前に、死んで詫びる国民性。それゆえにか、先進国で唯一、完全に死刑制度を存置している。謝罪と自己責任、切腹、死刑……われわれの国民性はどこから生まれてきたのか? 本当にわれわれ日本人は、死刑を欲しているのだろうか。もしそうだとしたら、それがどんな契機で、どのように形成されてきた意識なのか。そんな問題意識から、これまでのわたしの死刑廃止論をコンパクトにまとめる一方、われわれ日本人とはどのような国民なのか、文化と特性にまで考えを及ぼしてみたい。(本書「はじめに」より)
- 出版社
- 作品社
- 発売日
- 2022-06-30
- ISBN
- 9784861828997
