診断エラーを防ぐ : 小児科の落とし穴
臨床は知識と経験に基づく連続したタスクであり,状況によって変化する.そのため正確な診断には常に誤診のリスクが付きまとう.診断エラーを回避するため,コミュニケーション技術に基づく問診,身体診察,検査,家族説明,鑑別疾患,診断のステップを通して,落とし穴の回避術をシステマティックに展開.ピットフォール,ニアミス症例だから記憶に刻まれる. 【総論】診断エラーに陥らないための光:診断エラーの穴を照らす光となるものー基本的戦略/1診察姿勢/問診のエラー/3身体所見/ 4血液・尿検査/5微生物学的検査 【各論1】小児総合診療:保護者とのコミュニケーション/育児不安への支援/子ども虐待の疑い/5歳児健康診査/Down症候群の管理/ 不登校/ICUへの転棟,ICUからの転棟/在宅重症児の病状変化/在宅重症児の家族の負担感/オンラインを用いたケア/遺伝子診断の 臨床応用 【各論2】小児救急医療:救急外来での家族説明/他院との電話でのやりとり/意識障害/急性呼吸障害/頭部外傷/誤飲・誤嚥/自殺企図, オーバードーズ/不機嫌な乳児/RRS (Rapid Response System) 【各論3】 中枢神経系疾患と発達:神経診察/てんかん診療(重積時,慢性管理時)/急性脳症・脳炎,髄膜炎/低緊張性発達遅滞/ 繰り返す頭痛/神経発達症 【各論4】 胸部疾患:胸痛/心雑音/川崎病/反復性喘鳴 【各論5】 腹部疾患:繰り返す嘔吐症/下痢・血便/腹痛・急性腹症/便秘症/偶然発見された肝機能障害 【各論6】 免疫・アレルギー疾患:反復性発熱/関節炎/アトピー性皮膚炎/薬物有害反応(ADR) 【各論7】 血液・リンパ節疾患:貧血/出血傾向/リンパ節腫大(悪性か良性か)/脳腫瘍 【各論8】腎疾患・電解質異常:血尿・蛋白尿/夜尿症と尿路感染症/急性腎障害/電解質異常 【各論9】内分泌・代謝疾患:糖尿病性昏睡/低身長,体重増加不良/高アンモニア血症,代謝性アシドーシス 【各論10】皮膚・耳・眼の疾患:蕁麻疹/小児難聴/斜視・眼振
- 出版社
- 中山書店
- 発売日
- 2026-04-01
- ISBN
- 9784521751740
