
シネマ・ユリシーズ 若水晩花伝
トーキー前夜、最後の語り手。 昭和六年の新宿で、活弁見習いの青年・若水晩花は映画館と街角を彷徨う。 検閲、迫る発声映画。失われゆく熱を、仲間たちの人生とともに描く。 1 若水晩花、映画説明者になる 神田三崎町の下宿 『映画説明者番附』と『映画説明講習録』 母の手紙・岩堀美水の手紙 2 映画に生きる人々 興行師・根岸寛一の隠棲 活動写真の〈交雑〉 雨宮白流、房総へ行く 3 シネマ・ユリシーズ 新宿の街を歩いて、京都を想う 『ボウ・ジェスト』の原作ー新宿武蔵野館で 4 舞台に降りてくる白い布 座談会「連鎖劇をめぐって」 「連鎖劇」その後ー座談会のあとで 5 聖橋の映画談議 字幕とトーキー 吉山旭光と森岩雄 6 晩花、説明台本を書く あとがき 参考資料
- 出版社
- 鳥影社
- 発売日
- 2026-05-01
- ページ数
- 340ページ
- ISBN
- 9784867821978
