蜃気楼と恋人たち
「この時間が永遠に続けばいいのに」もう会えないと思った日、気まぐれなまぼろしに願った。 大失恋をして東京から戻ってきた篠岡ひかるが働き始めた「魚津しんきろう博物館」には、有名な珍客がいた。 年間パスで通い詰め、蜃気楼が発生するたびに飛び出していくその人物は、なんと中学の同級生・松風春作だった。再会をきっかけに春作に惹かれるひかるだったが、同時に彼の奇妙な行動の秘密を知ることになる。 とめどない時の流れにあらがう恋と、新たに生まれるしなやかな愛。痛ましくて健気な2つの想いを描いた落涙必至の恋愛小説。
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2026-05-01
- ISBN
- 9784065429846
