白百合の令嬢
名門の末裔は、蔑みの瞳に恋をした。 長い金髪を額でわけて腰まで垂らし、透き通るように白い肌。 19世紀の絵画から抜けだしてきたような花屋のソーニャは、 30歳以上も年上の富豪に見初められて、婚約間近だった。 ところが晩餐会で見た、富豪の甥デイヴィッドに胸がざわつく。 男らしい彫りの深い美貌が眩しく、心惹かれたのだ。 だが没落したとはいえ、ソーニャは滅びた貴族の末裔で、 誰にも言えないような、忌まわしい過去の呪縛に囚われている。 しかも、デイヴィッドには財産目当ての女と嫌われていて……。 私の愛は叶わぬ夢と、未練を断ち切るように彼女は目を伏せた。
- 出版社
- ハーパーコリンズ・ジャパン
- 発売日
- 2026-05-01
- ISBN
- 9784302118663
