
自然と科学
叢書シリーズの最終巻にあたる本書は、東北大学に主に所属する理学・工学・農学分野の研究者による論考をまとめ、東日本大震災の実情と今後の復興への道筋を提言する。 第Ⅰ部では今回の地震・津波・原発禍のメカニズムと被害を、各分野の第一人者の研究者が論じる。各論考は、図版や写真を多く掲載し、また専門用語を用いる場合には註釈を充実させるなど、広く読まれ理解されるように努めた。第Ⅱ部では、被災地の復興に向けた各種プロジェクトの紹介や、「震災後」を見据えたスマートシステムの例を示す。 震災後、執筆者の多くが感じた「何かをしなければ」という科学者としての使命感が、どの論考からも感じ取れる。本書は、被災地の科学者によるゼロからの復興・再生への現時点での回答書でもある。
- 出版社
- 東北大学出版会
- 発売日
- 2013-03-13
- ページ数
- 354ページ
- ISBN
- 9784861632075
