
スピノザ 「変性の哲学者」の思想世界
「神即自然」の認識を通して最高善へ―― 政治思想史家畢生の書 スピノザは、十七世紀の他の思想家に比し、人間像と思想像において際立つほど多面的に受けとめられてきた。ユダヤ教会からの「破門」によって始まった「思考する実存」としての生。著作や書簡の読解から浮かび上がる固有の「精神の運動」。それらはどのような思想世界を形づくったのか。本書は、従来のイメージにとらわれることなく、スピノザにおける倫理学と政治学、そして聖書批判の内的連関を見定め、その思想を統一的に描き出す。
- 出版社
- 筑摩書房
- 発売日
- 2025-05-19
- ページ数
- 352ページ
- ISBN
- 9784480018229
