スピリチュアリズムの時代1847-1903 = The Age of Spiritualism
人々を熱狂させた社会現象に迫る 近代スピリチュアリズム研究の決定版 19世紀半ばのアメリカに出現し、興隆を見せたスピリチュアル・ムーヴメントとはいったい何だったのか。ことの発端は1847年、ニューヨーク州の外れの小さな村で聞こえてきた不可解な音と、『自然の原理』という奇書の誕生だった。 「心霊主義」とも訳されるこのムーヴメントは、19世紀後半の英米圏で、産業革命がもたらした労働環境の悪化などに対する社会改革運動やキリスト教の退潮を後ろ盾に大きな流れになり、ウォレス、ダーウィン、ハクスリー、ファラデー、ティンダル、クルックス、シジウィック、ジェイムズ、パースら、第一線で活躍していた学者たちも巻き込んでいった。 源流となる18世紀のスウェーデンボルグやメスメリズムに遡りつつ、ムーヴメントが隆盛を極めた1847年から1903年までの資料から、“見えない力”や“霊的なるもの”に翻弄された人々の記録を辿りながら、その背景にあった社会思想や文化的意義を踏まえて考察する。 【厖大な資料をもとにムーヴメントの興亡を克明に描き出した比類なき大著、待望の刊行!】
- 出版社
- 紀伊國屋書店
- 発売日
- 2025-03-01
- ISBN
- 9784314012072
