
旅する演劇
シェイクスピアの後期ロマンス劇『ペリクリーズ』を「旅する演劇」と捉え、倫理的観点から読み解く。地中海を舞台とした喪失と再生の旅を、宗教改革後の視覚文化や移民的経験、登場人物マリーナの文化的記憶と重ねて分析し、観客との間に生じる「他者への応答責任」や共同性を育む場として演劇を再定義する。 序章 旅する演劇と倫理的想像力──『ペリクリーズ』を読み直すために 第1章 演劇と移民の倫理的想像力──ナショナル・シアターPublic Acts版『ペリクリーズ』(2018)を読み解く 第2章 ペリクリーズの視線と図像の政治──ポスト宗教改革期におけるiconophobiaと身体表象の危機 第3章 マリーナという謎──『ペリクリーズ』における名と身体をめぐる表象の倫理 補遺 『ペリクリーズ』の謎 結章 再び出会うために──『ペリクリーズ』とわたしたちの想像力
- 出版社
- 春風社
- 発売日
- 2026-03-23
- ページ数
- 300ページ
- ISBN
- 9784868161059
