
玉箒
身に入みて未来を拓く覚悟かな 忙しさ等を口実に延び延びになっていたところが、考えてみれば平成二十五年十月二十七日に俳詩「ホトトギス」主宰に就任してから初めての句集ということになり、その点ではひとつの節目ではないかと思う。(あとがき) ●自選十句 初鴉孤高飼犬孤独かな 初暦捲れば心竹の叫び 指揮棒の先より生るる音ぬくし 鎌倉の風に触れたるより虚子忌 八方に清水放ちて富士の黙 黒く来て青く去りゆく揚羽蝶 戦艦の生れしドック小鳥来る 四十六サンチ砲不知火に吼ゆ 松葉蟹因幡の風に糶られゆく
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2016-01-11
- ページ数
- 200ページ
- ISBN
- 9784781408170
