タネリとオホーツクの風 : 宮沢賢治『サガレンと八月』の続編
蟹になった少年は、「考えなければならないこと」に目覚めていくーー アイヌの少年タネリは犬神にさらわれて、オホーツクの海の底で蟹にされてしまう…。 その冒頭だけ書いて中断し、以後書き継ぐことのなかった宮沢賢治の断片『サガレンと八月』。 樺太への傷心の旅の終着点を舞台に、賢治はどんな物語を構想していたのか。 今となっては全体像を知るすべのないその未完の小品の魅力に、創作をとおして新たに光を当てる試み。 海の生き物たちの命のありようを見つめながら、「考えなければならないこと」に目覚めていく少年の物語。 サガレンと八月 宮沢賢治 p.5 タネリとオホーツクの風 永井明彦 p.21 あとがき p.116
- 出版社
- 銀の鈴社
- 発売日
- 2026-04-01
- ISBN
- 9784866182001
