
帝国と帝国主義
9・11以降のアメリカを、帝国という言葉で語ろうとする試みが一時期きわめて盛んとなったが、そうした帝国論・帝国主義論のなかにはしっかりとした歴史的な視座を欠いたものも多く、われわれが生きている現在の世界の特質を見据えるためには、世界史における帝国・帝国主義という問題を改めて考えることが求められている。 本巻では、総論において、帝国と帝国主義を歴史的に取り上げていく際に必要な主要な論点を検討した後、各論において、中部ヨーロッパで長期にわたって存続したハプスブルク帝国、ユーラシア大陸に広大な「陸の帝国」を築いたロシア帝国、史上最大の版図を有することになったイギリス帝国という三つの帝国の歴史像を描いていく。
- 出版社
- 有志舎
- 発売日
- 2012-09-27
- ページ数
- 320ページ
- ISBN
- 9784903426631
