
展望台のある島
山川方夫は精緻である。 言葉を選び、構文を磨き、美しい物語を織り上げる。 自伝的な作品のなんと誠意にあふれていることか。 池澤夏樹 ▼空襲の激しくなった昭和19年、14歳の時に日本画家の父が急逝し、終戦後の混乱の時代に青少年期を過ごした山川方夫。芥川賞と直木賞のふたつの賞の候補になりながら、受賞にいたらぬまま34歳で交通事故のため急逝した山川方夫。没後50年にして、山川方夫のショートショートと純文学作品は新生する。
- 出版社
- 慶應義塾大学出版会
- 発売日
- 2015-11-14
- ページ数
- 320ページ
- ISBN
- 9784766422733
