
天使
◆第一句集 的確な写生にかならず、独自のひねりを潜ませている。 地表から何10センチか、心を浮遊させている。 自由を愛しつつ自由からは愛されなかった彼は、 天使になれたのだろうか。 猫じゃらしくん、キミのもとにもう小鳥は来ましたか。 帯より・夏井いつき ◆関富士子抄出 犬深く埋め浅きにものの種 花騒ぐ瞳を湖と思ふとき 六ツ足に六ツの光やあめんばう 頑なに過去は語らず心太 永遠の二乗の後の昼寝覚 聖フランチェスコの小鳥来たりけり 月星といふも石ころ露けくて 金網の隔つる猫と猫じやらし 定型の冬(樹の中に樹は眠り…) 美濃は雨近江は雪の赤蕪 冬林檎ジャングルジムは天使領
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2021-11-30
- ISBN
- 9784781414218
