
手作りの悲嘆
ロレイン・ヘツキ, 著ジョン・ウィンズレイド, 著小森康永, 訳奥野光, 訳ヘミ和香
大切な人を亡くしたとき, 遺族は故人への自らの「とらわれ」を断たねばならないのか? なぜ故人はしばしば置き去りにされるのか? 死があたり一面に散乱させた瓦礫の山にも,多くの人々が「大切な一瞬」を見つけることができる。痛みと喪失の瞬間に「美の瞬間」を見出すことができる。悲嘆の痛みをやり過ごす最も良い方法は,「既製のモデル」に従うことではなく,その人自身の反応を「手作り」することにある,というのが本書の信念である。社会構成主義とナラティヴ・セラピーの視点から,死の臨床における「治療的会話」の新たな枠組みを示す。 【主な目次】 第1章 悲嘆に美しさを求める 第2章 現実の勝利 第3章 リ・メンバリング 第4章 遺族になる 第5章 暗黙の意味を救う 第6章 死の政治学 第7章 伸びる時間 第8章 もろさを喜んで引き受ける――ダモクレスの贈り物 第9章 希望をもう一度
- 出版社
- 北大路書房
- 発売日
- 2019-05-20
- ページ数
- 336ページ
- ISBN
- 9784762830679
