
とびうを
◆第二句集 明易の島に着きまた島に着く これからも、さまざまな場所に出かけていくことになるでしょう。しかし、訪れる場所それぞれに風が吹き、時がめぐるように、私も変わるはず。それを「希望」として、俳句と向き合っていきたいと思います。(あとがき) ◆自選十五句より こんなにも鳥を見てゐて寒に入る 白紙にくるまれてゆく冬薔薇 梨棚の剪定に火のしづかなる 暗がりに薬箱ある雪解かな ほほづきの鳴るごとく鳴き春の鹿 夜に穴のあくほうたるの消えるたび 登山靴ここに置けよと薪くべて カウベルは草噛むリズム雲の峰 海の色すつと変はりしとびをかな フーコーの振り子ゆつくり秋めきぬ
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2019-07-19
- ISBN
- 9784781411750
