特集「悪を哲学する」
伊多波宗周, 木田直人, 鈴木泉, 乘立雄輝, 松永澄夫, 村瀬鋼
戦争、陰謀論、社会格差、感染症…現代において「悪」はさまざまな形で現れ、私たちの生活と倫理を脅かしている。本特集「悪を哲学する」では、こうした現代的課題を前に、そもそも「悪」とは何かを哲学的に捉え直すことを試みる。悪は単なる規範からの逸脱なのか、それとも人間社会に内在する避けがたい構造なのかー8名の論者が、善との関係、共感の役割、道徳教育の可能性など、多様な視点から考察を展開する。 特集 「悪を哲学する」 特集にあたって 木田直人 欠如としての悪と技術 松浦和也 コロナ禍で、我々はどうふるまえばよかったのかー悪の因果論的理解についてー 下野正俊 道徳的判断の客観性と実践性 越門勝彦 「考え、議論する」ことの内実と道徳科授業の可能性 野村智清 共感は悪を防ぐことができるか 川崎惣一 社会に参加しないことは悪なのか 木田直人 陰謀論の発生と克服 石井恭平 みずからの「阿修羅」とのつきあい方 伊藤由希子 読書案内 インタビュー デジタルデザインと建築ー杉田宗准教授(デジタルデザイン、広島工業大学)インタビュー(聞き手:萬屋博喜) エッセイ 解釈することと把握すること 吉田 聡 論考 語ることで外傷的な出来事を過去にする 手塚 博 第3回 哲学小論文コンクール「成長するということについて」
- 出版社
- 東信堂
- 発売日
- 2025-07-01
- ISBN
- 9784798919805
