特集版画家・大谷一良の遺した山々
3月15日発売の『Coyote』は木版画家・⼤⾕⼀良(おおたに・かずよし)を特集します。 大谷一良は、哲学者・随筆家の串⽥孫⼀や版画家の畦地梅太郎の薫陶を受け、1958年創刊の⼭の⽂芸誌『アルプ』をはじめ、数多くの⼭岳書の表紙や挿画を手がけるなど、日本の「山の表現」を支えてきました。近年ではその作品が、北海道の⼈気スイーツブランドのパッケージに採⽤され、若い世代にも再評価が広がっています。 本号では、大谷が愛したモーツァルトのディヴェルティメント(嬉遊曲)になぞらえながら、創作の原点から晩年に至るまでの表現の変遷を、多角的にひもときます。 以前⼤きな反響をいただいた⼩誌特集『串⽥孫⼀のABC』と対をなす特集として、「思索としての登⼭」「⼭の創作」という文化に、あらためて光を当てます。 未来に残すべき、山と表現、そして思索のかたちを一人の表現者の軌跡から探究する一冊です。
- 出版社
- スイッチ・パブリッシング
- 発売日
- 2026-03-01
- ISBN
- 9784884186944
