
灯台から考える海の近代
数ある建築物の中でも,人間の「海に向かった認識」を支えるのが灯台だ。それは単に海上の安全を支えるだけではない。それぞれ海域の特性を,経緯度で刻まれた連続したシステムとして世界大の空間と繋いでいる。そこには,海に生きた人々の,ローカルな思いとグローバルな志とが,ともに照らし出されている。日本とアジアの近代化を灯台の歴史からひもとき,政治,外交,軍事から宗教まで,時代のうねりが刻まれた建築物をフィールドワークの資料とする方法を学ぶ。
- 出版社
- 京都大学学術出版会
- 発売日
- 2016-03-01
- ページ数
- 80ページ
- ISBN
- 9784814000036
