
東西学術研究と文化交渉
近代東洋学のパイオニアとして言語学や敦煌学、チベット学、大阪文化研究などに大きな足跡を残した石濱純太郎は関西大学の中国学・東西学術研究発展の礎を築いた功労者でもあった。2018年はその没後50年にあたるところから国際シンポジウムを開催した。国内外19篇の論考を収め、石濱の足跡と貢献を明らかにする。 はじめに 思い出・年譜略 父の思い出(石濱俊造) 石濱純太郎先生年譜略 補訂版(吾妻重二) 石濱純太郎とアジア学I 石濱純太郎の修行時代 -新資料を中心に(吾妻重二) アレクセーエフの石濱純太郎宛書簡(高田時雄) 石濱純太郎とニコライ・ネフスキーの西夏仏教研究について(キリル・ソローニン) 石濱純太郎の東方学研究(劉進宝) 石濱純太郎と関西大学吉田文庫(池尻陽子) 石濱純太郎とアジア学 II 石濱純太郎のめざした「東洋学」、その学術活動と収集書 -モンゴル学との接点を中心に-(中見立夫) 石濱純太郎とロシアの東洋学者との日ロ文化交渉 -ネフスキーを中心に-(生田美智子) 内藤湖南との交流に見る石濱純太郎(玄幸子) 石濱純太郎と十五年戦争 -戦時下の泊園学の一側面-(横山俊一郎) 石濱純太郎と大阪の学知・文芸 石濱純太郎・石濱恒夫と懐徳堂(湯浅邦弘) 石濱純太郎は、いつ内藤湖南に出会ったのか? -新出資料『景社紀事』の紹介を兼ねて-(堤一昭) 富永仲基顕彰に関する石濱純太郎の功績 -『楽津孝』発見の意義に触れて-(陶徳民) 小出楢重>と石濱純太郎(中谷伸夫) 石濱純太郎と文学者 -息子石濱恒夫をめぐる文学者たち-(増田周子) 石濱純太郎の日記と学問 -大正二年から昭和二年にかけて-(大原良通) 石濱家のルーツをめぐって 近世末期の淡路における儒学者の系譜 -石濱家の学問的環境を探る-(太田剛) 二つの石濱家に見る幕末から 大正期の淡路の先進性について(石濱裕美子)
- 出版社
- 関西大学出版部
- 発売日
- 2019-11-01
- ページ数
- 512ページ
- ISBN
- 9784873547084
