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登山家・冒険家になるには

登山家・冒険家になるには

神長幹雄

彼らはなぜ、生命の危険を冒してまで未知へ挑むのか? 誰も見たことのない世界をめざし道なき道を行く冒険者たち。アルパインクライマーとして最後のK2西壁まで未踏ルートを追求しつづけた平出和也、極地を舞台に単独徒歩で冒険をつづける荻田泰永、世界の高峰で滑降に挑む冒険スキーヤー・佐々木大輔ほか、岩壁に自由を求めたロッククライマー・倉上慶大、自然の造形美を探す渓谷探検家・大西良治、人力のみで踏破するアドベンチャーレーサー・田中陽希、さらに地図なし漂泊の探検家・角幡唯介、K2登頂のドキュメンタリーフォトグラファー・小松由佳も登場。『山と溪谷』元編集長が選んだ「本物」の冒険者たちへのインタビューを収録。 変わりゆく登山・冒険の課題から、価値ある「冒険」とは、冒険家が直面する「43歳の壁」、セカンドキャリアまで。それでも挑みつづける「登山家・冒険家」の世界を見つめ、若い世代へおくる一冊。 ◆本書で取材した8人の登山家・冒険家たち(本文より) 平出和也さん アルパインクライマー 「最後には、自分がやりたい登山を探究し、どう生きたかを自分の心に残すことが重要です」 荻田泰永さん 北極冒険家 「好きでやっているのだが、やりたくてやっているわけではない。やらなくては済まないからやっているだけ」 佐々木大輔さん アドベンチャースキーヤー 「まだ誰も滑っていない南西壁に自分のラインをつけたかった」 「恐怖を克服できたから、喜びもまた大きいのです」 倉上慶大さん ロッククライマー 「自由を求めるなら、恐怖心はすべて受け入れるしかないんです」 「冒険になにが必要かというと、自分のモラルと倫理観、感性や思考なんです」 大西良治さん 渓谷探検家 「最良のラインを最高のスタイルで登る」 自分もその自然の一部だと認識し、一匹の獣になった気分で自然の中に溶け込める 田中陽希さん アドベンチャーレーサー 次々と現れる障害にいかに対処し、どう乗り越えていくのか、その意外性がとてつもなくおもしろい 角幡唯介さん 探検家・作家 未知の場所を知りたいから探検しただけ、裡から沸き起こる衝動をただ文章に表したいだけで、社会への貢献など思いもよらないことだった 小松由佳さん ドキュメンタリーフォトグラファー 「資質はなくても、自分が何をめざすのかという信念をもって努力を積み重ねれば、どのような写真も撮れると信じてきた」

出版社
ぺりかん社
発売日
2025-09-01
ISBN
9784831516985

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