
月の鏡
◆第一句集 ほのかなる大地のぬくみ冬桜 神蔵器主宰にはじめて見えた時の句です。凜と立つ「冬桜」に師の姿を重ね、大地の温みに師のぬくもりをひしと感じ、精進の一歩を踏み出します。(跋より・南うみを) ◆自選十二句より 千の手に千の剝落蟬しぐれ ふたりゐてそれぞれの風秋桜 満月の少し歪や赤子泣く 八月の水の上ゆく人のこゑ 神様のくすぐつたくて七五三 はうれん草母より長く夫とゐて てのひらの蛍をははのてのひらに へらへらと沈みゆく皿水温む 散る花に遅るる風のありにけり 金魚鉢みんな覗いてゆきにけり
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2016-02-08
- ページ数
- 214ページ
- ISBN
- 9784781408262
