
つむぎうた
◆第二句集 純白の湯気立てて人愛すなり 季語は歳時記にあるのではなく、 自然の中にこそ息づいているのだと。 そして、その声を実感することで 何倍にも人生が豊かに幸せに 感じられるようになるのだと。 (著者) ◆自選十五句より 山出づる真水のこゑや初硯 獅子舞の歯の根合はざる山の冷 しろたへの余呉しろがねの初諸子 涅槃絵図掲げ真鯉の浮かぶ山 ぜんまいの月の中まで伸びあがる 乾かしてまた雨を行く遍路笠 幾重にも水音ときとして郭公 遥かより帰るところの涼しくて 草笛のさらに上手のゐたりけり 空海の筆勢夏に入りにけり
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2020-09-30
- ISBN
- 9784781413020
