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ウイグル十二ムカーム

ウイグル十二ムカーム

萩田麗子, 翻訳・

伝統楽器のオーケストラによる組曲(2005年ユネスコ無形文化遺産登録)。 すべて演奏すると24時間かかると言われている壮大な楽曲は、ウイグル民衆の中で誕生、16世紀にシルクロードで栄えた国の宮廷で洗練され、音楽と詩と舞踊の総合芸術となった。日本人がどこか憧れてやまないシルクロードに500年こだました愛の詩、初の完全翻訳。 十二ムカームの歌詞は44人の詩人の詩から採られている。詩人たちの生きた時代は15世紀初めから19世紀までの長きにわたっており、職業詩人のほか、王侯貴族、政府高官、役人、学者、托鉢僧、楽師、教師と、その社会的地位はさまざまである。天寿を全うした者もいれば権力闘争に巻き込まれて命を落とした者もいる。さらには、社会改革を詩で訴えて処刑された者もいる。当時の「詩」というものが、社交の道具、詠む者や聴く者の心に慰めを与えるものとしての役割のほかに、更に深く人々の人生に関わりを持っていたことがうかがえる。

出版社
集広舎
発売日
2014-11-22
ページ数
256ページ
ISBN
9784904213223

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