
『失われた時を求めて』交響する小説
読むことはひとつの創造行為となる。 ▼20世紀を代表する長篇小説『失われた時を求めて』は、超俗的な審美主義者が描いたものではない、とするプルースト論。 ▼いくつかのモチーフが音楽のように反復され変奏されつつ語られてゆく。主人公は自らの歌を交響楽のように変奏し、詩と批評とユーモアを含む精神の饗宴の世界に読者を招いていく。 ▼読後にも読者にさらに新たな展開を促していこうとしたプルーストと交響する作品を、著者はリアルに読み解いていく。
- 出版社
- 慶應義塾大学出版会
- 発売日
- 2011-07-15
- ページ数
- 288ページ
- ISBN
- 9784766418606
