
『失われた時を求めて』と女性たち
マルセル・プルーストは、女性をどのように創造し、 女性を通して何を表現したのか。 20 世紀を代表する小説『失われた時を求めて』は、 作者のプルーストによって幾重にも推敲を重ねられている。 これまでの研究ではあまり触れられることのなかった脇役とはいえ、 物語進行上大きな役割を担う女性登場人物に着目し、 その構想がどのように変更されていったのか、 プルーストの意図は何であったのかを、 草稿から決定稿に至るまで探る。 また、同時代の作家コレットとの性や生のテーマにおける比較から、 二人が交錯する地平も明らかにする。
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2016-03-31
- ページ数
- 379ページ
- ISBN
- 9784779122095
