
「うたかたの恋」の真実
<「天国に結ぶ恋」か「他殺」か。皇太子と少女マリーの「心中事件」の真相> 舞台は19世紀末、ハプスブルク王朝が最後を迎えようとする時の、歓楽と哀愁と腐敗の町ウィーンである。冷厳な超保守主義者の父フランツ・ヨーゼフ帝との葛藤を軸にして、自殺へと追いこまれていく経緯と帝国崩壊の予兆を、新資料をもとに明らかにしていく。当時ヨーロッパ中を震撼させたこの事件は、幾多の物語を生み、「うたかたの恋」としてくり返し映画化もされてきた。その過程で生じた様々な虚偽を暴き、「真実」にのみ焦点を当て解明した、歴史的事件のドキュメントである。
- 出版社
- 青灯社
- 発売日
- 2006-01-13
- ページ数
- 316ページ
- ISBN
- 9784862280039
