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ヴェブレンとその時代

ヴェブレンとその時代

稲上毅

◆画期的なヴェブレン評伝! 「顕示的浪費」という鍵概念で消費社会を鮮やかに論じた『有閑階級の理論』 で知られるソースタイン・ヴェブレンは、ノルウェー移民の子としてアメリカ に生まれました。そのような生い立ちにもよるのか、世の中の不公正に敏感で、 「不在所有制」「社会的共通資本」「製作者本能」などの、時代を何十年も先 取りする概念を考えだし、多くの重要な著作を発表しました。しかし一方で、 英語が不自由で気難しい人間だったため、研究者として恵まれず孤立していた、 などの否定的評価もされてきました。この「ヴェブレン神話」とでもいえるも のに対して著者は、彼の全著作を読破し、新たに公開された一次資料にもつぶ さに目を通して、全く新しいヴェブレン像を対置します。そこからは、英語が 達意で(書かれたものは難解だが)、学生・同僚にもめぐまれ、女性関係も華 やかな(ゆえに誤解もされた?)魅力的な人間像が浮かび上がってきます。今 後かならずや、アメリカも含めて、ヴェブレン評伝の決定版となることでしょ う。

出版社
新曜社
発売日
2013-06-01
ページ数
706ページ
ISBN
9784788513402

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