ワーグナーシュンポシオン2017
日本のワーグナー研究の最新動向を伝える年刊誌。 巻頭インタビューはダニエル・バレンボイム! 『ワーグナーシュンポシオン』は、わが国におけるワーグナー研究の成果やワーグナー芸術にかんする多様な情報を発信する年刊誌。 日本ワーグナー協会が創立から今日まで、ほぼ10年単位で誌名と編集方針を更新しつつ、刊行を続けていますが、今年からアルテスが発行・発売を担当することになりました。 「シュンポシオン」は、古代ギリシャで酒を酌み交わしながら行われていた議論のことで、プラトンの『対話篇──饗宴』の原題でもあります。 本誌を、ワーグナーについて真摯かつ自由闊達に語り合う場にしたいとの願いが、この誌名にこめられています。 本号では、「ワーグナーの呪縛(1)」と題して、ブラームス、ニーチェ、ヒトラーなど「ワーグナーに呪縛された人々」を取り上げるほか、山崎太郎氏、東野治之氏、樋口裕一氏をはじめ寄稿も充実。バイロイト音楽祭や国内の上演報告、内外の文献紹介ほか最新情報も満載しています。 ■インタビュー──ワーグナー 今年の顔 ダニエル・バレンボイム氏インタビュー(聞き手:舩木篤也/通訳:蔵原順子) まえがき(杉谷恭一) ■特集──ワーグナーの呪縛 ヴァーグナーとブラームス(森 泰彦) ニーチェと《トリスタンとイゾルデ》(谷本慎介) In jener Stunde begann es「あのときに始まった」 ──ヒトラーの政治思想に入り込んだワーグナー(鈴木淳子) [連載『ワーグナースペクトラム』誌掲載論文] トーマス・マンとリヒャルト・ワーグナー ──クナッパーツブッシュの場合(ハンス・ルードルフ・ヴァーゲット/杉谷恭一訳) ■寄稿 ラン・ジークリンデ・ラン── ある女性の遁走を読み解く三つの試論(山崎太郎) ■エッセイ ワーグナー受容事始──ケーベルと姉崎正治(東野治之) 私がワーグナーに呪縛された三つの理由(樋口裕一) ■上演批評[バイロイト音楽祭報告 二〇一六] ラウフェンベルク演出の《パルジファル》 ──テロリズムに《パルジファル》は答えうるか(梅津時比古) [国内ワーグナー上演 二〇一六] ワーグナー豊饒の年を振り返って(山崎太郎) ■書評 国内ワーグナー文献 二〇一六(江口直光) 海外ワーグナー文献 二〇一五/二〇一六(フランク・ピオンテク/松原良輔訳) 執筆者紹介 ■海外ワーグナー上演 二〇一六(曽雌裕一) 日本ワーグナー協会二〇一六年度活動記録
- 出版社
- アルテスパブリッシング
- 発売日
- 2017-07-05
- ページ数
- 184ページ
- ISBN
- 9784865591675
