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わたしの日仏交流史研究ことはじめ

わたしの日仏交流史研究ことはじめ

市川慎一

《日仏交流の全体像》 鎖国状態の日本の扉を、砲艦による強引な威嚇外交で こじ開けたのは、1854 年にやってきたペリー提督率いる 米国の艦隊だった。 その後、欧米列強は次々に日本との和親条約・修好条約を 締結していった。 彼らが一応に驚いたのは 日本には常備軍が存在しないということだった。 そのため、日仏の交流は国防問題からまずは開始された。 軍事規律はいうまでもなく、その他の分野でも フランス文化の強い影響が押し寄せた。 岩倉欧米視察団が出発したのは明治4年。 欧州文化の中心フランスには様々な領域で 学問が高度に達しており、日本が学ぶべきものが 多岐にわたることを痛感した。 最初の日仏関係は、彼我の文明には落差が大きすぎ、 日本側が一方的に恩恵を蒙るものだった。

出版社
彩流社
発売日
2016-05-18
ページ数
193ページ
ISBN
9784779122248

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