
野暮は承知の落語家論
落語家の古今亭志ん朝、立川志の輔、柳家喬太郎、春風亭一之輔、俳優の小沢昭一、講談師の神田伯山のライフヒストリーを浮き彫りにし、彼らに通底する「承知のうえでの野暮」=観客を選ばない芸という側面に光を当て、落語家の人生と芸の奥深さを描き出す。 まえがき 第1章 笑いという希望ーー落語 1 落語人気 2 落語の国の人々 3 落語と仏教 4 つながりの芸能 5 落語の力 第2章 若旦那のキョウジーー古今亭志ん朝 1 志ん朝の旦那 2 若旦那の志ん朝 3 志ん朝の若旦那 4 若旦那から旦那へ 5 元若旦那の旦那として 第3章 座布団の上の演劇ーー立川志の輔 1 「志の輔らくご」体験 2 新作と古典 3 立川志の輔の誕生 4 立川流の傑作 第4章 「間」の可能性ーー柳家喬太郎 1 喬太郎のふり幅 2 喬太郎になるまでとなってから 3 「古典らしい古典」と「新作らしい新作」 4 「新作のような古典」 5 「古典のような新作」 6 「古典のような古典」と「新作のような新作」 第5章 生活者の了見ーー春風亭一之輔 1 小三治による抜擢 2 小三治のマクラ 3 一之輔のマクラ 4 際立つ関係性 5 自分自身を含んだ落語 第6章 新天地からふるさとへーー小沢昭一 1 捉えどころがない人物 2 ふるさととしての落語(寄席) 3 新天地としての新劇 4 ふるさとと新天地の間 5 役者としての落語 6 離れたからこそのふるさと 第7章 野暮さえも飼いならすーー神田伯山 1 歌舞伎座の伯山 2 講談と落語 3 松之丞から伯山へ 4 芸の工夫 5 芸の特徴 6 野暮と芸 野暮は承知でーーあとがきにかえて
- 出版社
- 青弓社
- 発売日
- 2025-10-10
- ページ数
- 240ページ
- ISBN
- 9784787274786
