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ヤクザが消えた裏社会

ヤクザが消えた裏社会

廣末登

更生を望んでも、許さない 自己責任社会の代償とは──? ヤクザや暴力団は街から一掃されたかに見えたが、「もっと悪い奴」がやって来た。 本当に安心で安全な社会はどうしたら実現できるのか。 黒いスーツにサングラス、肩で風切るヤクザは、もういない。しかし、今の「クリーンな社会」では、お年寄りが悪質な犯罪に巻き込まれ、若者が闇バイトに手を染めている。姿の見えない悪人が増加してしまったのだ。暴力団排除条例によって、反社会勢力は社会から一掃されたかに見えたが、不寛容な社会が、更生を望む人々の社会復帰を妨げている。彼らを裏社会に還流させ、表社会から悪人を排除し続けていれば、本当に「安心」が実現するのか。行き過ぎた自己責任社会を問いなおす。 序章 暴力団博士とよばれて 第一章 アンタッチャブルな存在 第二章 世間のまなざし 第三章 近代化の立役者 第四章 裏社会のサービス業 第五章 悪なき時代に生まれる悪 終章 排除ではなく、社会的包摂を

出版社
筑摩書房
発売日
2026-02-09
ページ数
224ページ
ISBN
9784480077288

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