
夜明といふ駅
◆短歌日記シリーズ2025 久大線夜明といへる駅灯るわが生の晩に思ふしばしば 2025/12/31 現代の私たちは仮に定住しているにしても、旅人の落ちつかない状態にある。その落ちつかない状態が歌の際限もない口語化、ライトヴァース化を産んでいる。とすれば、叙景歌を試みることは短歌の解体・溶解の歯止めになるのではないか。そのことの実験の機会にもなればと思ったのだが、実作してみると十首に一首もできない。つくづく叙景のむつかしい時代にあるのだ、と実感させられた次第だ。 (あとがきより)
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2026-05-15
- ページ数
- 388ページ
- ISBN
- 9784781418278
