
養蚕と蚕神
蚕を育てる女性たち、 その身体技術と近代科学の融合 科学知と在来知、国家イデオロギーと民俗的想像力――。 国家政策と女性たちの感情・感覚のせめぎ合いから、 近代養蚕業の新たな姿を紡ぎ出す。 なにごとも 蚕が思うままにして さからわぬこそ 蚕のみち 繊細を極め、人の手を借りなければ生きられない〈お蚕さま〉。 その飼育を担ったのは近代的な大工場ではなく、 農村の女性たちの熟練した身体的技術と、連綿と受け継がれてきた民俗的想像力だった。 近代産業のもう一つの側面を鮮やかに織り上げる、気鋭の力作。
- 出版社
- 慶應義塾大学出版会
- 発売日
- 2020-02-06
- ページ数
- 332ページ
- ISBN
- 9784766426441
