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夢ひらく彼方へ〈下〉

夢ひらく彼方へ〈下〉

渡辺京二

上巻では『ナルニア国物語』『指輪物語』『ゲド戦記』を読み解いたが、下巻では、英国の児童文学の黄金期を探り、さらには「アーサー王物語」「エッダとサガ」、ケルトの妖精譚、モリス、チェスタトンなど、ファンタジーの古層をたどる。なぜ人は物語を求めるのだろうか。 熊本の橙書店での14回の講義の書籍化。老賢人が折にふれて読みつないできたファンタジーについて語り尽くす。 「ものごとを知るというのに限界はありません。もっと知りたい、 もっともっとと切りがありません。それで私は、知るべきことはこんなにあるのよ、ファンタジーに限っても切りがないのよと言いたい訳です。……私たちは大変複雑化した世の中に生きている。何しろアウストラロピテクス以来、蓄積されて来た厖大な知を背負っている。ですから生きるためには、自分がどんなポジションにいるか、見当をつけねばならない。…… 勉強とは私にとって、そういうもの以外の何ものでもありませんでした。物知りになろうってんではなかったんです。」――本文より

出版社
亜紀書房
発売日
2019-10-24
ページ数
232ページ
ISBN
9784750516202

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