
0・1・2歳児の子育てと保育に活かす マザリーズの理論と実践
◆本書の概要――本書「まえがき」より一部引用 母親にとって子どもとのコミュニケーションは,子どもの健やかな発達のために大切です。多くの母親は上手にコミュニケーションをとりますが,最近,子どもとのコミュニケーションのとり方がよくわからないという声も聞きます。母親にとって子どもとの関わりは自然と身についているのか,あるいは周囲の子育て経験者から学んだのか,要因はさまざまであると思います。 ただ,核家族化が進み,周囲から子育てについて学ぶ機会が少なくなっているのは確かです。母親は,学生時代に高度な教育を受ける一方で,子育てについて直接学ぶ講義はほとんどないので,高度な知識を持つ半面,子育ての知識は持ち合わせていない場合も多いと思います。 子どもとのコミュニケーションに関する要因の中で,子ども向け特有の話し方である「マザリーズ」をあげることができます。子どもが関心を持つ話し方であるマザリーズは,学校教育の中で学ぶことがほとんどないので,聞いたことはあっても実際に使うことが難しいと感じる方も多いと思います。 本書は,保育学,心理学,教育学,音楽などの専門家がマザリーズというコミュニケーション法について,それぞれの学問体系の視点から学際的,そして総合的に解説した理論書,そして実践のための参考書といえます。第1部では,マザリーズの持つ効果と関連する領域について理論的に説明しています。第2部では,保育の教育校や地域のマザリーズ教室で実際に実施している様子,そしてその効果検証を記しています。そして,最後の第10章では,マザリーズのレッスン法について紹介しています。 ◆目次 まえがき 第1章 人類とマザリーズ 第1部 乳児の発達とマザリーズ 第2章 新生児・乳幼児の音声の世界 第3章 マザリーズの心理 第4章 マザリーズと音楽の発達 第2部 保育者養成とマザリーズ指導 第5章 乳児保育とマザリーズ活用 第6章 マザリーズ教室におけるプログラム内容 第7章 保育者養成におけるマザリーズ 第8章 マザリーズ実践紹介 第9章 マザリーズの新たな視点―演技としてのマザリーズ― 第3部 マザリーズレッスン 第10章 マザリーズのレッスン
- 出版社
- 北大路書房
- 発売日
- 2015-04-10
- ページ数
- 168ページ
- ISBN
- 9784762828911
