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続かくれスポット大阪

続かくれスポット大阪

吉村智博

大都市大阪は、近代に入り往還や街道、河川のいくつかも整備され、文化の普及とあわせて人的な交流も盛んにおこなわれていった。 しかし、華やかさばかりでない面についても出てくることになる。 それらは、墓所、火葬場などの共同利用施設、塵芥処理場、屠場など食と排泄にかかわる衛生施設、 避病院や監獄など隔離収容施設、遊郭などの遊興施設として、近代の都市空間から峻別され形成された。 そして部落やスラム、寄せ場に近接ないし内部に重層的に組み込まれ、外形的な平等・公平を担保する 日本型「市民社会」(物理的に市街中心部とその周縁)へと転形していくことになる。  一方で、部落や貧困、スラム、寄せ場などの生活環境を改善・矯風していくための具対策も実践されてくる。 それには、内務省官僚、行政警察関係者、社会事業家、宗教家、教員などがその役割をになった。  前著『かくれスポット大阪』のエリアをもう少しひろげ、加えて社会事業をになった歴史上の人物にややシフトして街歩き(紹介)をしたい。

出版社
解放出版社
発売日
2015-03-14
ページ数
125ページ
ISBN
9784759242232

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