
秋夜長物語絵巻 注釈と研究
秋夜長物語絵巻研究会, 阿部泰郎, 江口啓子, 鹿谷祐子, 末松美咲, 服部友香
〈児物語〉分野に多大な影響を与えた作品を全注釈! 南北朝時代に成立した、寺院に仕える少年〈児〉(ちご)と僧侶の悲恋を描く『秋夜長物語』(あきのよのながものがたり)。メトロポリタン美術館蔵の絵巻を底本とし、宗教文献・絵巻研究の成果も取り入れ、物語と挿絵の関係も詳細に検討。児研究の本格的な基盤を築く。 はじめに 第一章 本文研究ー校訂本文・校異・現代語訳・語釈 ◉江口啓子、鹿谷祐子、末松美咲、服部友香、オリ・ポラト 凡例 上巻……第一段/第二段/第三段/第四段/第五段/第六段 中巻……第七段/第八段/第九段/第十段/第十一段/第十二段/第十三段 下巻……第十四段/第十五段/第十六段/第十七段/第十八段/第十九段/第二十段 第二章 諸本比較◉江口啓子、鹿谷祐子、末松美咲、服部友香 1 本文の比較 2 挿絵の比較 第三章 解題 1 成立・伝本について◉服部友香 2 物語内容について◉末松美咲 3 先行作品からの影響◉服部友香 4 後世への影響と享受◉江口啓子 第四章 『秋夜長物語』の諸問題 『秋夜長物語』と諸説話ー天狗説話とその周辺ー◉末松美咲 メトロポリタン美術館本『秋夜長物語』と雲居寺の迎え講◉江口啓子 『秋夜長物語』と寺院文化ー成立・享受の場としてー◉服部友香 児の社会的・宗教的な役割ー『秋夜長物語』を中心にしてー◉オリ・ポラト 『秋夜長物語』の三つの視点ー〈間宗教テクスト〉としての絵物語ー◉阿部泰郎 先行研究・関連文献一覧◉服部友香 あとがき
- 出版社
- 花鳥社
- 発売日
- 2026-03-10
- ページ数
- 352ページ
- ISBN
- 9784868030348