
ある在日少年の原風景
一九五〇年、大阪。 その年、そこで「僕」は、済州島出身の両親のもとに生まれたーー。 地域と集落、そこに暮らす人びとの息づかいを聞きながら育った小中時代。 野球に没頭し、「キタ」に育まれた高校時代。 極私的で叙情的な「在日二世」のエスニシティと青春を描く。 第一部 在日の子どものエスニシティと生活ーー小中学校時代 第一章 「わが家」の誕生/第二章 集落の性格と在日家庭の民族観 第三章 子どもの世界/第四章 民族学校の子どもたち 第五章 中学校の「在日更生プロジェクト」 第二部 高校野球と青春 第一章 受験勉強と高校生活への適応/第二章 高校の野球部 第三章 野球部漬けの幸福/第四章 野球部生活と連動した高校生活の浮き沈み 第五章 野球部生活の終焉と初の「祖国」訪問 第三部 エスニックマイノリティの高校生活ーー幸福と苦悩 第一章 大阪キタと僕の高校/第二章 教師と生徒の多様性と格差 第三章 校風の圧力/第四章 校風が僕にもたらした奇怪なテーゼ 第五章 高校生活と大学受験
- 出版社
- 同時代社
- 発売日
- 2025-11-28
- ページ数
- 512ページ
- ISBN
- 9784868390022
